2022/4/12 「桜が舞い散る頃」
今年は雨や寒気の影響でお花見のタイミングが無かった。
なので先週仕事に行く前に
桜が残っていそうな場所に見納めに行った。
すると僕の前をワンちゃん連れて通り過ぎる人が、、、
サングラスをしていたがあのシルエットは井上鑑さんに似ているではないか!
「アキラさん~」と後ろから声をかけてみると、
振り返って「あっ、もう宇宙ステーションから帰ったの?」と。
(これは今年の僕のエイプリルフール・メールへの返答)
井上鑑さんとは2月にBSフジの番組で『夢みる渚』を演奏したばかり、
さらに去年11月に武道館で行われた松本隆さんの「風街オデッセイ」でも音楽監督の鑑さんとご一緒した。
思い起こせば鑑さんと最初に仕事したのは、
1980年、真田広之さん(大俳優になられてるので真田君と呼ぶのは失礼かと思いさん付けに)のデビュー曲『風の伝説』だった。
この曲、作曲が杉真理、アレンジ井上鑑、作詞が野際陽子さんという滅多にない組み合わせだった。
その後も『素直になりたい』に代表されるHi-Fi Setの曲達や
稲垣潤一君の『ジンで朝まで』など等…
でも一番思い出深いのは1983年の僕のアルバムStargazerの『春が来て君は』のストリングス・アレンジをやってもらった時だ。(『懐かしき80’s』も)
締め切りが迫るSony信濃町スタジオで、あの美しい弦の響きに心が癒されたのを覚えている。
その曲の歌い出しは
「♪~桜が舞い散るこ~ろ、、、、」。
39年後の桜が舞い散る頃に偶然出会えるなんて誰が仕組んだんだろう。
杉 真理
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